【気軽に楽しめる】見て損なし!マニアック寄りな穴場作品15選

アニメ紹介

有名作ばかり追っていると、たまに「誰も知らない面白さ」に出会いたくなりませんか?

今回は、ジャンルを問わずマニアック寄りだけど、心に残る穴場アニメを紹介します。

派手さはなく、複雑な感情移入もせずに、個性的な設定やユニークな世界観をサクッと楽しめるものばかり。

ちょっと違う一本を探している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ネタバレなし
「気軽に楽しめるシリーズ」では、深掘りはせず、感想メインでサクッと紹介しています。

 出禁のモグラ(全12話)

■超簡単あらすじ

あの世から出禁の男「モグラ」に、大学生の真木と八重子と出会い、奇妙な怪現象に巻き込まれる。モグラはあの世へ帰るため、幽霊の「灯」を集めていた。

■感想

独特すぎる作画とキャラデザインが印象的なアニメ。
体型と顔のバランスが奇妙で最初は違和感があるけれど、どこかクセになる世界観と人間ドラマに引き込まれる。
不気味さとコメディが同居する独特のテンションで、妙な中毒性がある作品。

■評価・おすすな人

★★★★☆

  • 一般的な絵柄よりも「クセのある個性派作品」が気になる人
  • シュールさと人間ドラマの混ざった世界観を楽しみたい人

■アニメ公式サイト

まったく近頃の探偵ときたら(全12話)

■超簡単あらすじ

元高校生名探偵の冴えない中年探偵が、探偵志望の女子高生を助手にする。腰痛や老眼に苦しみつつ、過去の面影と個性派助手とのドタバタな日常を描く。

▶公式PVはこちら

■感想

SF要素のあるギャグアニメ。
常識ではありえない展開が次々と起こり、軽いノリで物語が進むので、深く考えずに楽しめる。
ギャグの質には波があるものの、思わずクスッと笑えるシーンが多く、表情の演技(顔芸)も見どころ。
オムニバス形式でテンポよく進むので、気分転換にぴったりの1本。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • シュールでテンポの良いギャグを気軽に楽しみたい人
  • 深く考えずに、ちょっと笑って気分転換したい時にぴったり

■アニメ公式サイト

ばっどがーる(全12話)

■超簡単あらすじ

優等生である主人公・優谷優が、神と崇める風紀委員長の水鳥亜鳥の気を引くために、「ワルい不良」を目指す学園コメディ。

▶公式PVはこちら

■感想

百合っぽいニュアンスはあるけど、コメディが圧倒的に強いのでほぼ気にならないタイプの作品。
ボケとツッコミの掛け合いがテンポよく、思わずクスッと笑えるシーンが盛りだくさん。
「悪いことをしたい真面目キャラ」の考える「悪」がピュアすぎて、逆にかわいいのも魅力。
深く考えず、サクッと気軽に見られるゆるコメディ。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 軽いコメディで気分転換したい人
  • ボケ・ツッコミのテンポ感が好きな人

■アニメ公式サイト

公女殿下の家庭教師(全12話)

■超簡単あらすじ

王宮魔法士の試験に落ちたアレンは、魔法が使えない公爵令嬢の家庭教師に。少女の魔法を妨げる謎に立ち向かい、少女達の未来を照らす。

▶公式PVはこちら

■感想

作画がよく、魔法シーンがとても美しい。
登場キャラも美女揃いで、目の保養にはぴったり。
ストーリーもそれなりに楽しめるが、「家庭教師もの」というよりは、主人公が無自覚にハーレムを築いていく展開が目立ち、少し期待外れに感じた。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 作画やキャラデザインの美しさを楽しみたい人
  • ハーレム系でも軽めで明るい雰囲気を求める人

■アニメ公式サイト

王室教師ハイネ(全12話)

■超簡単あらすじ

ランツライヒ王国の個性豊かな4人の王子を、次期国王候補に育てるためハイネが奮闘するロイヤルコメディー。

■感想

ダメ王子たちを天才家庭教師ハイネが教育的指導していく姿がユーモラスで面白い。
王子それぞれの個性を見抜き、性格に合わせた指導をしていく姿はまさに理想のカテキョ。
ハイネ自身もミステリアスで、彼の過去や正体が少しずつ明かされていく流れも魅力。
作画が綺麗でヨーロッパ風の上品な世界観も心地よい。
ただ、演技のトーンが平板で感情が伝わりづらい部分があり、そこだけ惜しい。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 育成・教育系のコメディやキャラドラマが好きな人
  • 上品な世界観で軽く笑える作品を探している人

「劇場版 王室教師ハイネ」も同クオリティなのでおすすめ!

■アニメ公式サイト

妖怪学校の先生はじめました(全24話)

■超簡単あらすじ

ビビリな新米教師安倍晴明が、妖怪だらけの「百鬼学園」で担任として奮闘。個性豊かな生徒たちに翻弄されながらも成長する妖怪コメディ。

▶公式PVはこちら

■感想

ゆるくて楽しい学園コメディで、有名な陰陽師や神様も登場し、独特の世界観や設定が面白い。
キャラ同士の掛け合いもテンポよく、コミカルな雰囲気で観やすい。
ただ、展開はやや単調で、作画が少し硬いのが惜しいところ。原作の繊細な絵柄が好きな人には、アニメの表現に物足りなさを感じるかも。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • ゆるい妖怪コメディや人外学園ものが好きな人
  • 明るい世界観で気軽に笑いたい人

■アニメ公式サイト

ハニーレモンソーダ(全12話)

■超簡単あらすじ

内気な少女・石森羽花が、塩対応だが優しい三浦界と接する中、恋や友情を通じて自分を変えていく青春ストーリー。

■感想

奥手なヒロインが、頼れるイケメンとの出会いをきっかけに少しずつ変わっていく青春ラブストーリー。
自信がなくてうまく馴染めない姿から、前を向いて成長していく過程が丁寧に描かれている。
「陰キャがここまで変われる!?」と思いつつも、真っ直ぐな努力と純粋さに元気をもらえる作品。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 前向きに成長していく青春ラブストーリーを見たい人
  • 甘酸っぱくて爽やかな恋愛アニメが好きな人

■アニメ公式サイト

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(全24話)

■超簡単あらすじ

明治維新後、不殺の誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心の物語。

▶公式PVはこちら

■感想

剣心と仲間たちの出会いや日常、強敵との戦いが丁寧に描かれたリメイク版。
特別派手な要素はないものの、物語のテンポやキャラ描写が安定していて、気づけば最後まで見てしまう魅力がある。
戦闘シーンは期待ほどではなかったが、作画や雰囲気づくりはしっかりしており、安心して楽しめる。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 幕末時代や時代劇×アクションが好きな人
  • 旧作ファン・リメイク作品を比較しながら楽しみたい人

■アニメ公式サイト

戦国BASARA(1期・全13話)

■超簡単あらすじ

戦国時代、織田信長が天下を収めようとする中、北から奥州筆頭・伊達政宗が無数の軍団を率いて名乗りを上げる。政宗は信長の首を狙い、天下統一を目指す。

▶公式PVなし。

■感想

常識がぶっとんだ戦国バトルストーリー。
伊達政宗や真田幸村など実在の戦国武将たちが、まさかの異能バトルを繰り広げるハイテンション展開。
キャラが全員濃くてノリも熱く、勢いで最後まで走り抜ける感じ
バトルシーンの迫力は抜群だけど、作風のクセが強すぎて好みは分かれる。

■評価・おすすな人

★★★★☆

  • ノリと勢い重視のバトルアニメが好きな人
  • 歴史×異能のぶっ飛んだ世界観を楽しみたい人

2期以降も同じノリ・クオリティで見れる。

■アニメ公式サイト

夜桜さんちの大作戦(全27話)

■超簡単あらすじ

スパイ一家・夜桜家に婿入りした高校生・朝野太陽が、家族を守るためにスパイとして成長する物語。

▶公式PVはこちら

■感想

個性強すぎる夜桜一家と太陽のドタバタ日常がテンポよく進み、軽快に楽しめる。
最初はゆるいコメディ中心だが、後半からシリアスやアクション要素が増えてぐっと引き込まれる。
スパイ×家族×能力バトルという独特な組み合わせで、にぎやかさと温かさが共存する作品。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 家族の絆とドタバタコメディの両方を楽しみたい人
  • スパイ×バトル×日常の明るいアニメを気軽に見たい人

■アニメ公式サイト

planetarianシリーズ

Web配信:planetarian ~ちいさなほしのゆめ~(本編)
劇場版:planetarian~星の人~(本編の総集編+未来編)
OVA:planetarian~雪圏球(スノーグローブ)~(本編前のゆめみの話)

■超簡単あらすじ(~ちいさなほしのゆめ~)

戦後の荒廃した世界、廃墟のプラネタリウムで30年間客を待ち続けたロボット「ほしのゆめみ」と、「屑屋」の男との切なく温かい交流を描くSF作品。

▶公式PVはこちら

■感想

ロボットのゆめみの「仕事への忠実さ」と「まっすぐな優しさ」が、荒廃した世界の中で切なく胸に刺さる。
主人公とのわずかな交流が生む絆は儚いけれど、その儚さゆえの温かさに心がじんわりする。
特に映画版は『未来編』まで入っていて、物語の「希望が受け継がれていく」感動がしっかり味わえるのでおすすめ。

■評価・おすすな人

★★★☆☆

  • 静かで心に沁みるSFが好きな人
  • 短い時間で深い余韻を味わいたい人

■アニメ公式サイト

陰陽廻天 Re:バース(全12話)

■超簡単あらすじ

ヤンキー高校生・業平猛が、夢で見た少女がいる「電祇平安京」に迷い込む。彼女の死の未来に抗うため、安倍晴明から陰陽術を習得し戦う異世界陰陽バトルアクション。

▶公式PVはこちら

■感想

式神のデザインに一瞬ひるむけど、見始めると意外なほど面白い。
ジェットコースターのような展開が続き、気づけば目が離せなくなる作品。
世界観も斬新で、ヤンキー気質の主人公に容赦ないストーリー展開がクセになる。

■評価・おすすな人

★★★★☆

  • 勢いで見せる作品が好きな人
  • 王道展開よりも、予測不能なアニメを楽しみたい人

■アニメ公式サイト

9-nine- Ruler’s Crown(全13話)

■超簡単あらすじ

白蛇九十九神社の神器破損により、主人公・新海翔の日常が一変。異世界の装飾品「アーティファクト」で異能に目覚めた少年少女たちの数奇な運命に巻き込まれていく。

■感想

物語に少し単調さを感じる部分もあるけれど、不思議と続きが気になって見続けてしまう作品。
キャラの掘り下げは浅めだが、個性的な異能バトルや予想外の展開が多く、テンポよく楽しめる。
可愛いキャラデザインからは想像できないほど重い展開や容赦ない描写もあり、そのギャップに引き込まれる。

■評価・おすすな人

★★★★☆

  • 日常×異能バトルのギャップが好きな人
  • 気づいたらハマるタイプの作品を探している人

■アニメ公式サイト

舞-乙HiME(全26話)

■超簡単あらすじ

伝説のマイスターオトメである母を捜し、アリカ・ユメミヤはヴィントブルーム王国へ。国のために働く女性の専門職「オトメ」の養成学校ガルデローベで、新たな物語が始まる。

▶公式PVなし。20周年記念PVはこちら(ネタバレ注意)。

■感想

前半は学園コメディだが、後半で一転しシリアス展開となるが、そこから一気に物語が面白くなる。
明るさと重さのバランスが絶妙で、最後まで引き込まれる。
独自の設定と世界観がとにかく濃く、変身シーンやBGMの完成度も高い。
主役キャラの成長がしっかり描かれていて、後半に進むほど物語に深みが増していく。
「舞-HiME」シリーズを知らなくても楽しめるけど、知ってると倍刺さる。

■評価・おすすな人

★★★★★

  • 明るい学園アニメから一気にシリアスへ切り替わる展開が好きな人
  • 独特な世界観や変身シーン、BGMにこだわりを感じたい人

■アニメ公式サイト

▼「舞-HiME」が気になる人はこちらチェック!

星界の戦旗(全13話)

■超簡単あらすじ

地上人でありながらアーヴ貴族となった少年ジントが、アーヴの皇女ラフィールと共に、広大な星間国家の軍人として過酷な戦いに身を投じていく物語。

▶公式PVなし。

■感想

前作『星界の紋章』の後半はほぼ覚えてないのに、本作は話の流れがすっと入ってくるタイプの作品。
戦争がメインで、戦艦同士の戦略バトルがとにかく多く、軍艦好きにはたまらない。
かなり昔のアニメだけど、戦闘シーンは「さすがサンライズ」と言いたくなるクオリティで、戦艦の動きや戦術の駆け引きが気持ちいい。
主役2人の友情以上恋愛未満な関係も良く、周りとの掛け合いも含めて楽しめる。

シリーズ続編もあるけれど、一番魅力が詰まってるのはこの「戦旗」。
ストーリーの重さより、戦艦バトルの爽快さで観るタイプの穴場アニメ。

■評価・おすすな人

★★★★★

  • 戦艦・宇宙戦闘の戦略バトルが好きな人
  • 軽いテンションでSF戦記を楽しみたい人

■アニメ公式サイト

【番外編】穴場作品をもっと楽しみたい人へ

「気軽に楽しめるシリーズ・穴場編」以外にも、深掘り記事でジャンル問わず、ノーマルから離れた作品はたくさんあります。

▼もっと穴場作品を楽しみたいという人はこちらの記事もおすすめです。

記事まとめ

【気軽に楽しめる】見て損なし!マニアック寄りな穴場作品15選は以下です。

  • 出禁のモグラ(全12話)
  • まったく近頃の探偵ときたら(全12話)
  • ばっどがーる(全12話)
  • 公女殿下の家庭教師(全12話)
  • 王室教師ハイネ(全12話)
  • 妖怪学校の先生はじめました(全24話)
  • ハニーレモンソーダ(全12話)
  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(全24話)
  • 戦国BASARA(1期・全13話)
  • 夜桜さんちの大作戦(全27話)
  • planetarianシリーズ
  • 陰陽廻天 Re:バース(全12話)
  • 9-nine- Ruler’s Crown(全13話)
  • 舞-乙HiME(全26話)
  • 星界の戦旗(全13話)

いかがでしたか?

穴場作品は、有名作の影にはなりますが、派手さとは違うしっかり魅力があります。

マニアック寄りな作品こそが、アニメ視聴の幅を広げてくれるのではないでしょうか。

もし「こんな作品があったのか!」という発見に繋がれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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