【ネタバレ注意】熱量で語るアニメ感想!極上のダークアニメ10選

アニメ紹介

アニメを見ていると、どうしてもネタバレ込みで語りたい作品ってありませんか?

今回はそんな「どうしても語りたい!」と思ったダーク系作品を、ネタバレなしの紹介記事からピックアップし、ネタバレあり感想としてまとめました

シリーズを通して感じた印象や、名シーンや胸に残ったセリフ等々。

普段はざっくりアニメ紹介ですが、今回は「熱量優先」の感情ベースでまとめています。

ネタバレ全開!未視聴の方はご注意ください!

舞HiME

■ざっくりあらすじ

風華学園に転校してきた鴇羽舞衣が、謎の怪物「オーファン」と戦う力「HiME」に覚醒し、学園で起こる様々な事件に巻き込まれていく物語。

ネタバレ感想

負けたら一番大切な人が消えて自分は生き残るとか、一番最悪のデスゲームすぎた。本性さらけ出した人間のドロドロ模様のリアリティ感半端ない。

ただ、どのキャラクターも根底は「愛」っていう純粋な気持ちで動いていると思うと、奥深い
静留さんのヤンデレ愛にはびっくりしたけど。怖い。でもその歪み具合にハマる。

色んなHiMEの力とチャイルドがあって、バトルシーンは迫力があるけど力の差激しいなって思う。主人公のチャイルドはかっこよすぎた。

BGMも作品の雰囲気と合致してて、梶浦ワールド全開で好き。

前半と後半の温度差が酷すぎて「萌えとは?」ってなる作品(褒め言葉)

学園コメディなのか、ダークアニメなのかよくわからんが、不思議な魅力がある。
今でも時折リピートするくらいには好き。

名シーン:15話のアリッサ・シアーズの最後

任務に失敗したアリッサが同じ組織の人間に始末されるシーン。

生意気な小娘に見えるけど、存在否定されながら生きてきた一途な少女、アリッサの最後がこれかよって思った

傍に大好きな深優がいてくれたことはよかったけど、切なすぎ。
アリッサの挿入歌も流れて胸にきた。なので、最終回みてよかった!!ってマジで思った。

推しキャラクター:美袋 命

純粋無垢な脳筋の印象が強いけど、ちゃんと女の子らしさもあって、闇深い一家に生まれてたりと魅力的なキャラクターだった。

「本当の好き」について、真摯に悩んで、一番振り回されていたキャラクターだった

舞との関係は姉妹感強いけど、大好きな親友で特別、友情以上恋愛未満感もあって好き。

幼女戦記

ざっくりあらすじ

徹底的合理主義者が、魔法と銃器が混じる異世界へ幼女・ターニャとして転生。生存のため軍人となり、冷酷非情な戦略家として戦場で武功を立てていく物語。

ネタバレ感想

幼女の顔芸が始終最高。

ターニャが知略を尽くして後方支援に回ろうとするのに、結局思い通りにいかない「どうしてこうなった」展開が面白すぎ

冷酷だけどこういう合理的主義者の方が、結果的に戦況を良くして、部下を死なせない良い上司なのが素敵だった。

シリアスだけど、所々にクスっと笑える要素がある鬱々しさはない。

戦闘シーンはどれも最高だが、特に8話のカメラワークの使い方は凄かった
ターニャが神への祈りの言葉(これもかっこいいが覚えてるの凄いなって思う)を言って、力を出すシーンも半端なくかっこいい。

名シーン:12話の最後のターニャ宣言

最後のやってやるよオラ!なセリフがめちゃくちゃかっこよく、迫力満点。

▶詳しくは名セリフまとめ記事をチェック!

推しキャラクター:ターニャ・デグレチャフ

やっぱり主人公。知的で激しい、狂気的な性格に惚れる。

存在Xはたぶん神の分類なんだけど、それに抗ってどこまでもあきらめず、わが道を行こうとするターニャの強さに痺れる。

魔法少女まどか☆マギカ

■ざっくりあらすじ

平凡な日常を送る中学2年生・鹿目まどかは、謎の生物キュゥべえに魔法少女にならないかと誘われる。それは、彼女の運命を変えてしまうような出会いだった。

ネタバレ感想

絵柄に騙された(褒め言葉)。

冒頭からクライマックス感あって、まどかが世界救うハッピーエンド系かと思ったら、設定が闇深すぎた。魔女の正体が魔法少女って。

3話のマミさん退場も中々だったが、6話のきゅうべえ「わけがわからないよ」あたりで、鬱作品に認定した。

ほむらの事情を知ると、1話からの必死さがわかって辛い。

生死を左右する、まったく先を読めない鬱展開が、可愛い絵柄で繰り出されるので、温度差やばい
でもキャラクターの感情にリアリティがあって、唯一無二感と中毒性がある。

最後も魔法少女は救われるし、まどかも魔女にならないけど、ほむらの願いは微妙に叶ってなくて、いいのか悪いのかわからなかった。
でも劇場版見たら、これはハッピーエンだったと確信した

名シーン:9話の杏子の自〇シーン

魔女になったさやかと自〇する杏子のシーン。

12話のアルティメットまどかのシーンと迷ったけど、こっちが勝った。

杏子の「ひとりぼっちは寂しいもんな」が優しすぎて、祈りのポーズから自〇する流れは悲しいけど名シーンすぎる

杏子とまどかが魔女になったさやかを戻そうと頑張るけどダメで、2人の必死さが魔女のさやかに全然伝わってなくてめちゃくちゃ辛かった。

推しキャラクター:暁美ほむら

友達の願いのために、たった一人で、友達を守ろうとした一途な少女
その一途さが刺さりまくった。

最初内向的で、おどおどしてたのに、まどかのために今のほむらになった事実が凄いし、尊敬する。

「まどか」が一番だけど、他のキャラクターもなんとなく気にかけている優しさもあって、魅力的な人。

まどかへの友情がだいぶ重いし、もはや友情以上恋人未満感あるし、劇場版ではほむらさん!?ってなるけど、そこも好き。

ハッピーシュガーライフ

■ざっくりあらすじ

愛を知らない女子高生・松坂さとうが、神戸しおという少女と出会い、二人で「愛」を育む物語。

ネタバレ感想

さとうとしおのやりとりは甘くて、互いへの愛情にあふれていて癒し。
姉妹、親友、恋人…どの関係もあてはまる2人の関係、始終互いのことしか見ていない二人の一途さが心に刺さる

ただ世間的に見たらさとちゃんは誘〇、監〇、不法住居、人〇しの犯〇者っているのがやばい。

三星太陽はロリコンになるし、変態教師もいるし、登場キャラクターの歪みっぷりが本当にひどい。

唯一の常識枠、飛騨しょうこは親友に〇されるし、妹を守りたいだけのあさひはある意味妹の幸せ潰しているし、どうして…な展開多すぎ
でも謎の中毒性があって見てしまう。

あさひやしょうこ以外、どのキャラクターも「好き」が限界突破してて、愛情がねじれるとこういう形になるのかって思う、濃いい作品。

名シーン:12話の自〇シーン

さとうとしおが2人で飛び降りるシーン。

さとちゃんの過去回想と、あったかもしれない2人の未来回想が切ない。

2人で一緒にって言ったけど、最後の最後でさとちゃんがしおちゃんをかばうのが、さとちゃんの深い愛を表しているようで刺さった

本当に幸せだったって感じのさとちゃんが余計に切ない。

原作の番外編読んだら、さらに奥深いシーンになった。

推しキャラクター:松坂さとう

まったくブレない芯と冷めた部分がある反面、愛とかそういう温かい感情を知りたかった、切望していた人だと思う。そういう所が好き

この人もかなり病んでいたが、しおちゃんへの愛は本物で、しおちゃん関連では手段を選ばれない一途(?)さが素敵だった。

BLACK LAGOON

BLACK LAGOONの中でも2期(13話~15話)の双子編と、
1期8~10話+OVA(Roberta’s Blood Trail25話~29話)のメイド編について語ります。

■ざっくりあらすじ

<BLACK LAGOON>
日本の商社マン、岡島緑郎が東南アジアで海賊まがいの運び屋「ラグーン商会」に誘拐されたことから始まる物語。

The Second Barrage(2期13話~15話):双子編

東欧の孤児ヘンゼルとグレーテルがロアナプラで殺戮を開始。バラライカ率いるホテル・モスクワと双子の壮絶な攻防が描かれ、血と闇に染まった世界の非情さがロックを苛む。

Roberta’s Blood Trail(OVA25話~29話):メイド編

かつてロアナプラを震撼させたメイド、ロベルタが、主人の復讐のため街に戻る。ロックは彼女の復讐劇に巻き込まれ、各国組織や米軍特殊部隊も絡む壮大な戦いの渦中で、自らの思惑を実行に移す。

ネタバレ感想

双子編

人〇しを楽しんでいる双子が無邪気な子供そのもので、その異常さが際立っていた。

しかも双子は何も悪くなくて、異常な大人に歪められた結果、変な悟りを開いて今に至る過去が悲しすぎる。
バラライカの部下の殺し方が酷いし、報復されて当然だけどやるせない。

どうして…な展開が多すぎだし、双子を許せないけど思うところがあるのだとわかるバラライカの「泣くな、バカもん」の一言が重い。

狂気的なヘンゼルとグレーテルの沼が深すぎて、時折リピートしている。

メイド編(1期8~10話+OVA)

1期では、片手でビールのグラスや車の窓ガラスを破壊して、炎の中から傷一つなく表れる、そんなロベルタの最強っぷりが爽快だった

ガルシアが絡んだ時だけ取り乱す人間らしさも好き。

コメディカルな部分もあり、最後の女性同士の殴り合いも面白かった。

OVAでは、明らかに片手で撃てなさそうな銃を平気で撃ち、棒高跳びして、特殊部隊と渡りあって…相変わらずの最強っぷりが素敵。

ただ始終話が暗くて、病んでいるロベルタの狂犬っぷりは怖かった。

反対に特殊部隊の少佐とバラライカの会話は痺れたし、バラライカの悲痛な想いが垣間見えて、なんとも言えない気持ちになる。

名シーン:バラライカの少佐への言葉

28話の2人の会話シーン全部。

バラライカさんの少佐(というか正規軍)への切望、妬みを感じつつ、最後は誇りをもって対峙している所が始終最高だった

子供を助けたことは何も悪くないのに、任務的には絶対ダメで、今の地位になったと思うと辛すぎる。

生粋の軍人には拷問なのではと思うけど、ずっと自分の信念貫いているバラライカさんかっこよ過ぎ。

推しキャラクター:ロベルタ

バラライカさんとかなり迷ったけど、一番の推しはロベルタ。

めちゃくちゃ強いメイド無双が刺さりすぎた。戦闘シーンはどれもかっこいい。もはやゴリラ

生粋の軍人らしく、自身を助けてくれた家に絶対的な忠誠を誓い、報復のために一人で敵軍に挑む大胆さと、ある意味一途な性格も好き。

DARKER THAN BLACK-黒の契約者-

■ざっくりあらすじ

10年前に東京に現れた謎の領域「地獄門(ヘルズ・ゲート)」と、それと同時に現れた能力者「契約者」たちの物語。

ネタバレ感想

能力から作風までスタイリッシュでかっこよすぎ。

最後まで見ても結局契約者やドールのこと、ゲートのことは意味不明だったけど、それもありと思えるくらいの完成度がある。

脇役キャラクターも魅力的だった。
特に3・4話の父子の家族の絆、5・6話の人間になった契約者(ハヴォック)の葛藤、15・16話の嫉妬を感じた契約者(マキ)、17・18話のドールとヤクザの一途な絆、19・20話の志保子と黄の夫婦の想い。

契約者もドールも感じているものがあるのに、基本上手くかみ合わなくて、かみ合っても結局哀しい結末が多くてなんとも言えない気持ちになるが、それがこの作品の見所

なんとも言えない感にリアリティがある。

ダークな世界観、個性豊かなキャラクターとその関係性、全てが奥深く、スパイ映画見ている見たいだった。

名シーン:4話の舞と父親の会話、その後のシーン

最後の父子の会話後、父親を殺した契約者を、舞が焼こうとするシーン。

幼児退行した舞が、父親と最後に本心で会話できて、やっとって時はすでに手遅れなのが切ない。

契約者を焼こうとする舞を黒(ヘイ)がとめるけど、「どうして?」って無表情でいう舞。
普通の女の子が契約者になったらこうなるのだと、ありありと見せられて、印象的だった。

モラトリアムに比べ能力を制御できる契約者になったことは、舞にとっていいことかもしれないけど、娘を契約者にしたくなかった父親の願いは散っていて、舞は感情が薄くなっている。

その状況がいいのか悪いのか、わからない点がこの作品らしい。

推しキャラクター:銀(イン)

黒(ヘイ)も大好きだけど、無表情で無感情(ただし感情がないわけではない)なキャラクターが好きなので、銀(イン)はどストライクだった

まさしくドールな銀(イン)だけど、感情はまだあるよ的な行動は6話くらいからしていて、そんな部分も魅力的だった。

最後は感情にそって動いていたけど、まだドールっぽさもあるのがなんか好き。

最強陰陽師の異世界転生記

■ざっくりあらすじ

裏切りで命を落とした最強の陰陽師が、転生の呪いで異世界へ。魔力なしの落ちこぼれ・セイカとして生きるが、陰陽術の知識と呪力で活躍する物語。

ネタバレ感想

陰陽師が魔法世界を無双するのが最高に面白い。

負けなしの強さには爽快さを感じる。
目標が悪どい感じで普通に殺しもするけど、仲間思いで人間くさい主人公と可愛いヒロインたちがクセになる作品

安定した作画、テンポよいストーリー、魅力的な主人公、西洋(魔法)と東洋(妖術)の見事な融合、どの視点からみても完成が高い。

様々な妖術や妖怪が登場するので、アクションシーンは飽きない。
しかも妖術に関しては、これは魔法ですって言いながら使うから面白い。

一から紙と札を作ってたのはなんか笑った。最強も最初は地道な作業からなんだなって。

魔法世界での妖術は未知の存在で、敵が困惑しながら倒されるあたりに、その異質さが表現されていて、より物語を楽しめた。

名シーン:12話、セイカvs魔族パーティ

勇者を狙った魔族パーティーが、セイカにボコボコにされるシーン。

後半あたりから魔族パーティーの登場シーンがあって、強いやつが学園にくるっていう伏線はあった。

そんなラスボスっぽいパーティーをいとも簡単に倒せる、セイカの最強っぷりが改めて証明された名シーン

他にも名シーンはあるけど、このシーンのセイカの余裕な勝ちぶりがかっこよすぎて、一番になった。

しかも理由は仲間を守るためだから素敵。

推しキャラクター:セイカ・ランプローグ

次は狡猾に生きるぞって決意して、手段を選ばない冷酷な一面がある一方で、生来の優しさを捨てきれない感情的な部分が好き

妖怪ユキとのフレンドリーなやりとりはもちろん、セイカのために痛いところもついてくるユキに、怒りの言葉だけで済ませるあたり、寛大さがあると思う。

本当に冷酷だったら、部下で妖怪風情が!とか言って消しそうだし。

前世でひどい裏切りにあったのに、人間に復讐とかではなく、自分が「幸せになること」を目標にしているあたりも好き。

普段穏やかだけど怒ると口調変わるところや、敵を倒す時の余裕っぷりがカッコ良すぎる。

STEINS;GATE

■ざっくりあらすじ

タイムリープを可能にする発明した大学生・岡部倫太郎が、悲劇的な未来を回避するため、孤独な戦いを繰り広げるSFサスペンス。

ネタバレ感想

最初はギャグ路線のノリで「これコメディ?」と思っていたけど、中盤からのシリアス展開が深くてエグい。

まさか普通に人が死ぬとは思わず、容赦のなさにゾッとした。

変えてしまった未来を修正していく過程はとにかくスリリングで、1話ごとに緊張感が増していく感じがたまらない

個人的にFBの正体が、店主のおっさんだったのが一番衝撃だった・・・。

最後の修正で大切な人が死ぬ絶望展開に、うわ…バッドエンドかよって思ったけど、最終的にみんなが救われる形に辿り着いたのが本当に良かった。

見終えたあと、「記憶を消してもう一度見たい作品」にSTEINS;GATEがなぜあがるのか、心の底からわかった。

名シーン:20話、最後の修正の意味を知った岡部

20話終盤、まゆりが死なないβ世界線へ移動するために、やっと最後の未来修正のところまで来て穏やかな中。

その修正が愛する人の死を意味することを知った時の、緊張感と絶望感が半端ない、まさに名シーン

岡部の顔からその感情が垣間見えるし、上げて一気におろしてくる構成、次回が気になりすぎる展開は最高の一言。

他にも名シーンはあるけど、このシーンの絶望感が響きすぎて忘れられず1位になった。

推しキャラクター:岡部倫太郎

厨二病発症しているのに、シリアスに入ると全力で事にあたり、大切な人のために最後まで諦めないところが推せる。

おちゃらけだけど真面目、強いけど弱い、そんな両極端な部分を持ち合わせる魅力的なキャラクターだと思う。

残念な部分が多いのに、恋愛面では男前な所も好き。
あんなかっこよくキスするとは思わなかった。残念な部分が多いけど。

サマータイムレンダ

■ざっくりあらすじ

幼馴染の死をきっかけに故郷の島に戻った主人公・慎平が、「影」と呼ばれる存在に立ち向かうため、タイムリープを繰り返すSFサスペンス。

ネタバレ感想

1話から主人公が死ぬ衝撃展開に始まり、謎の生命体・影が現れるなど、謎だらけのスタート。

そこからのジェットコースターのような展開が本当に見事で、伏線回収の巧さは圧巻。

まるで極上のサスペンス映画を見ているような緊張感があり、展開・キャラクター・人間関係、すべての完成度が高い
特にラスト付近で、1話の冒頭シーンや影がいない世界線の人間模様に繋がる流れは鳥肌ものだった。

主人公が徐々に状況を理解し、仲間と協力していく過程も熱く、影の手強さ・厄介さが常に緊迫感を生み出していて、最後まで一瞬も気が抜けない。
まさに命を懸けたサスペンス地獄だった。

扉絵から「夏のミステリー青春モノかな?」なんて軽く思ってた自分が恥ずかしくなるレベルで、神作品だった。

名シーン:24話の最後

潮が1話の慎平にハイネの右目を譲るシーン。

ここに繋がるのかよ!って叫んでしまった。
1話では意味不明だったけど、最後の全てを終えた彼女の言葉の重さが、最終回でわかる展開が素敵過ぎて震えた

他にも名シーンはあるけど、感動というか、胸にくる感じが一番強かったのでこのシーンになった。

推しキャラクター:網代慎平

いきなりSFサスペンス体験して、何回も死ぬけど、諦めずにみんなで協力して困難を乗り越えようとする姿がかっこいい。

恋愛面では奥手すぎだけど、芯ある性格は推せる。

蒼穹ファフナー

■ざっくりあらすじ

謎の生命体「フェストゥム」の襲来から、「竜宮島」の少年少女たちが人型兵器「ファフナー」で戦い、人類の未来をかけて戦う物語。

ネタバレ感想

同化という特殊な方法で殺しにくるフェストゥム(感情すらないけど)と独特すぎる世界観が素晴らしい。

無の集合体・感情がないものたちが、存在するということを理解していく過程が、フェストゥムやミールの変化、スレイヴ型・フェストゥムという形で表現されていて、とても奥深い

正直、言っていることが難しいので完全理解は難しかったけど、なんとなく雰囲気でわかる。

容赦なく味方は死んでいくけど、悲しんだ後には、また別の希望がちゃんとある事に感動するし、迷いもある中で、どこまでも「共存」の道を諦めない竜宮島の人達の、覚悟と決意には感服した。

一騎と総士の思春期特有の繊細さやすれ違いを含んだ、独特の関係が刺さった。

最初こそ作画は粗雑だしいまいち面白味にかけたけど、中盤あたりから迫力ある戦闘シーンとなり、テンポよくなるので、後半で真価を発揮する作品。

名シーン:26話の最後、一騎が微笑むシーン

竜宮島に帰ってきた一騎のシーン。

OPが流れてきてもうダメ、涙腺緩む。

同士現象でハイライトがない一騎の目と悲し気な顔が、一拍おいて、精一杯笑う流れは、言葉では言い表せないほど響く名シーン

苦しい戦いの中やっと島に帰れたのに、親友を失って。
絶望感もあるだろうに、親友の「いつか再び出会うまで」を信じた一騎の「ここで、お前をまっている、ずっと。」って言葉に胸がギュッとした。

推しキャラクター:真壁 一騎

繊細で優しいけど、頑固な部分もあり、納得がいかなかったら全力で反抗する芯がある部分が好き。

仲間思いだけど、恋愛面では鈍感すぎな所も可愛い魅力的なキャラクター。

総士に対して複雑な想いがありつつ、最終的に親友として大切に思う一途な部分も好き。

2期以降どんどん落ち着いて、達観した人みたいになっていくので、1期の感情的で少年らしさ全開の一騎は貴重だし、原点みたいな感じで感慨深い。

記事まとめ

【ネタバレあり】熱量で語るアニメ感想まとめ(ジャンルごちゃまぜ)part1は以下です。

  • 舞HiME
  • 幼女戦記
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • ハッピーシュガーライフ
  • BLACK LAGOON
  • DARKER THAN BLACK-黒の契約者-
  • 最強陰陽師の異世界転生記
  • STEINS;GATE
  • サマータイムレンダ
  • 蒼穹ファフナー

いかがでしょうか?

ネタバレありだと感情を思いっきり出せるので、文章が長くなりがちですが、その分作品への熱意は込められました。

あなたも同じ感情を感じていたら、共感仲間ですね。

まだまだ語りたい作品は増えていくと思うので、第2弾も作る予定です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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