この記事では、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」に
登場する魔女ことゴーテルについて、
- 魔女ゴーテルの最後
- 魔女ゴーテルのラプンツェルへの愛情
- 魔女ゴーテルがかわいそう、悪くないと言われている過去
- ゴーテルの願い
についてまとめた記事です。
一言でいえば、魔女ゴーテルの人生すべてをまとめています。
「塔の上のラプンツェル」では毒親であり、
ヴィラン(悪役) なゴーテルですが、
どんな人生をおくってきたのか?その真相に迫っていきます!
目次
ラプンツェルの魔女ゴーテルの最後
魔女ゴーテルの年齢は400歳
親がさ、髪染めてパーマかけたんだけど、流行りのアッシュブルーを薦められてそれにしたらしんだけど完全にラプンツェルのゴーテルでめちゃくちゃ笑った🤣🤣🤣🤣 pic.twitter.com/7lJgjVWrkD
— あかね (@Duffy_and_Akane) April 25, 2020
- 魔法は使えない
- 「どんな病気も治す黄金の花の力」で若返り続けている
- ラプンツェルの育ての親にして、塔に閉じ込めた張本人
魔女ゴーテルの年齢は、400歳です。
「黄金の花」の力で若返り続けているので、
見た目若々しいですね。
ただ服装をみると、ラプンツェルの故郷である、
コロナ王国とは違った古い印象をうける格好をしています。
400年の間生きてきた理由は、
自分の美しさのため、だけではなかったわけで、
後の過去の話でお話しますね。
魔女ゴーテルの最後(ラスト)
『塔の上のラプンツェル』こんなにも母から娘へのモラルハラスメントを丁寧に描くとは思っていなかった。
— ナイトウミノワ (@minowa_) November 15, 2019
ゴーテル「I love you very much,Dear.」
ラプンツェル「I love you more.」
ゴーテル「I love you most.」
娘に more って言われたから most で返すんですよ。
やなかんじだよ! pic.twitter.com/eKDJnap9qk
魔女ゴーテルは灰になって消滅しました。
超簡単にゴーテルの最後までの経緯をまとめると・・・
ラプンツェルが塔の外に飛び出す
↓
ゴーテルは連れ戻ろうと奮闘
↓
魔女ゴーテルの策略によりラプンツェルを連れ戻す
↓
ラプンツェルを助けにきたフリンに致命傷を負わすが、フリンが最後の力を使いラプンツェルの髪を切る
↓
金色の花の力が失われ、ゴーテルは一気に老け婆に・・・
↓
パニックになったゴーテルは、ラプンツェルの髪につまずき、塔から転落
↓
身体が老化のスピードに耐えれず消滅
400年以上生きてきた魔女のため、
その知識を生かしたのか、
スタンビン兄弟を利用したりと策略家としての面もみせてました。
しかし、最後は自分の年老いた姿への精神的ダメージが、
かなり大きかったようですね。
老化が原因で消滅しましたが、
自分の婆の姿を見てショック死した印象も受けます。
魔女として死んだ最後(ラスト)
塔の上のラプンツェルでゴーテルの年齢って何歳何だろう?#塔の上のラプンツェル #ゴーテル #年齢 pic.twitter.com/6sjTR4esaT
— Rocket3106 (@rocket3106) April 28, 2020
ゴーテルの評価は様々ですが、
あまり好かれている印象は受けません。
その原因としては、
やはりラプンツェルを自分のためだけに、
塔の上に18年間も閉じ込めていたことがあります。
しかも誘拐していますから、立派な犯罪ですね。
自分の欲のために他人を利用するという、
悪役の典型パターンを体現しており、
当然といえば当然の最後といえるかもしれません。
魔女ゴーテルの愛情の真相
魔女というより毒親
ラプンツェルがスタビントン兄弟に襲われそうになるところをゴーテルが助けたシーン、実はこの時ゴーテルは真っ先にラプンツェルの髪の毛を心配してるんですよ
— ちぃ (@chii_249) February 27, 2020
ゴーテルの目線に初めて気づいた時鳥肌立ちました #細かすぎて伝わらない映画の好きなシーン pic.twitter.com/BAwIzXgIqE
ゴーテルは最初こそラプンツェルの母として登場します。
魔法が使えないので、
魔女として恐ろしい魔法を使ってくることもなく、
ラプンツェルを取り戻そうとする姿は、
魔女というより毒親としての印象を受けることがあります。
- 「自分のため」にラプンツェルを誘拐し閉じ込める
- ラプンツェルが外に出ない様にあの手この手を使う
- ラプンツェル本人には「貴方のため」といい、親として心配した様な態度をとる
子供の自立を何とか阻み、
子供の存在意味を全否定するような言い方をする、
ある意味洗脳ともいえるかもしれません。
ゴーテルの名言が集約されているといってもいい、
挿入歌は「お母様はあなたの味方」では、
そんなゴーテルの歪んだ考えがみえます。
魔女ゴーテルはいい人で愛があった?
ラプンツェルは素直で優しい人ですがそんな子に育てたのは悪役ゴーテルです。1人で編み物や料理は覚えられません。全てゴーテルが18年間善悪を教え育ててきた。決して愛がないと子育ては出来ません。だから
— ラプンツェル♥Rapunzel♡。˚⋆ (@Rapunzel_Tw) April 26, 2020
ゴーテルはきっといい人だと思う人RTpic.twitter.com/DJifk2slIF
魔女ゴーテルのヴィラン(悪役) としての一面を書いてきましたが、
一部では「優しい人」「いい人」などの同情的な声もあります。
それは、
- 幽閉しても自分の娘として育てる
- ラプンツェルを抱きしめ笑顔になる
- プレゼントの絵の具を買うため3日かかる場所へ行く
- ラプンツェルの好物を作る
というラプンツェルへの愛情もあったのではないか、
と思わせる場面があったからです。
幽閉するにしても、監禁する手もありましたが、
ゴーテルはあくまでも自分の娘として育てているので、
わずかながらもラプンツェルに対しての愛情を、
もっていたのかもしれません。
ただ外に出ない様にする姿は、
上に書いた様に毒親といえますし、
最後までラプンツェルの髪のために動いていたので、
愛情はかなり薄いといえます。
ラプンツェルの魔女ゴーテルのかわいそうな過去
ゴーテルが悪くない理由
『ディズニー みんなが知らない塔の上のラプンツェル』
— otaINF0 (@otaINF0) December 10, 2018
「あなたのことをいちばん考えてるのはママなんだから、言うことを聞くのよ」
ディズニー公式・ヴィランズ外伝。
【試し読み】https://t.co/Dp4tmYvFol pic.twitter.com/2DXgEzYsO2
映画では毒親ことあくどいイメージのゴーテルですが、
映画内では描かれなかった悲惨な過去があります。
それは、ディズニーの公式から2018年に販売された、
「みんなが知らない塔の上のラプンツェル ゴーテルママはいちばんの味方 」
という小説で書かれています。
これは「塔の上のラプンツェル」をゴーテルの視点で描かれており、
なぜゴーテルがラプンツェルを幽閉したのかの、
本当の理由も書かれていました。
魔女ゴーテルの家族
買ったぞ。そしてあらすじが既にグッとくる…。ゴーテルすき。 #ラプンツェル pic.twitter.com/nwnH1UvzCM
— 渡邊隆義🛡 (@jankarve) December 3, 2018
ゴーテルには、母と2人の姉がいます。
母親はマネアといい、死者の女王と呼ばれる魔女で、金色の花の力で若さを保っていました。
2人の姉はゴーテルと三つ子として生まれて、3人とも魔法は使えません。
内気で優しい長女のヘーゼル、元気な次女プリムローズを、
末っ子のゴーテルは大好きでした。
マネアは魔術に没頭しており、娘達に愛情を注ぐことはありませんでした。
ゴーテルの歪んだ性格は、幼い頃の母親の愛情不足もあったのかもしれませんね。
幼きゴーテルの思いとラプンツェル
ゴーテルとラプンツェルも魔女集会に…… pic.twitter.com/3qkdkuOHdU
— 🍕❤️🍔KIYOSHI🧀❤️🍖 (@Kiyoshihamu) February 17, 2018
ゴーテルは母の跡を継ぎ、死者の女王になりたいと思っていました。
ですが、母親は魔法を教えてくれません。
幼いゴーテルは不満もちつつ、生まれ育った森の外をでてみたい、といった思いもありました。
まさしく、ラプンツェルと同じような思いを、幼いゴーテルはもっていたのです。
ラプンツェルが、塔の中でなら自由に生活できていたのは、
ゴーテルが幼い自分と、ラプンツェルを重ねていたのかもしれませんね。
ただ幽閉したのはゴーテル本人ですが・・・。
ゴーテルと母の死
たまに「ラプンツェルを育てたんだし、ラプンツェルの好物を作ってあげたりしてるから、ゴーテルはそこまで悪い魔女・母親じゃない」と言うお母さんがいてビックリする pic.twitter.com/RNYiQS16d2
— Meg (@meroya0324) March 19, 2014
ゴーテルの母マネアは、3人の娘に血を飲ませ魔法の力を授けようとしました。
しかし、ゴーテルの姉2人はそれを拒否し嫌がります。
マネアは娘を殺そうとしましたが、姉を助けようとしたゴーテルが、
ランプの火を金色の花に投げたことで、マネアは一気に老化し消えてしまいました。
間接的ではあるも、ゴーテルは母親を殺してしまったのです。
ゴーテルは罪悪感と後悔に悩みました。
ゴーテルと姉への思い
ラプンツェルのゴーテルを”偽親”と捉えるか”毒親”と捉えるかで解釈は絶妙に変わって来ると思う。
— Eva (@HPFBdormant) January 13, 2020
本当に髪だけが目当ての嘘付き=偽親
親になろうともしたが失敗した=毒親
だとしたら、ゴーテルは毒親の方だと感じる。元々誘拐犯だし、結局はエゴに負けたが、試しに親にはなろうとした人だと思う。 pic.twitter.com/3swbvr2E4R
母親の件で暗い気持ちはあるも、姉達と一緒に暮らしていこうとするゴーテルですが、
母親の呪いと魔法の竜巻で、姉二人は弱り、最後には息絶えてしまいます。
大好きな姉を失ったゴーテルは深く悲しみ、
黄色の花を利用して、姉2人を生き返らせようと決意します。
3人の魔女のだまし
おはおくです。
— 蓮水億斗@寒海生息系Vtuber (@hasumizuocuto8) November 6, 2019
今日のヴィランズはこちら!
・マザー・ゴーテル・
自身の若さを保つ為に魔法の花の力を宿した髪を持ったラプンツェルを誘拐し、自身を母親だと偽り塔に閉じ込めていた魔女。非力だが長い月日を生きてきたからなのか頭が回転が速い人物。#おはようVtuber #今日のヴィランズ pic.twitter.com/YCSakN3Yst
金色の花を利用することに決めたゴーテルに、
3人の魔女が協力しにやってきました。
3人の魔女は映画「眠りの森の美女」に登場したマレフィセントの親友で、マレフィセントに金色の花をあげるためやってきたのです。
そんな時、コロナ王妃の病気を治すため国の兵が攻めていくる情報を入り、
ゴーテルは金色の花を持って豪邸に移り住みました。
ですが、3人の魔女の目的は金色の花を手にいれることであり、
花の大半を奪っていってしまいます。
さらに王国の兵が花を取っていったため、ゴーテルは魔法の花をすべて失ってしまいます。
ラプンツェルの誘拐
ゴーテルは新しい魔法の花を見つけた。そしてずっと、秘密にしておくつもりだった。でも、全てを隠しておくことは出来なかった。消えたプリンセスの無事を祈って、王とお妃が毎年誕生日に飛ばす何千もの灯りを、ラプンツェルは…見ていたんだ。 pic.twitter.com/xNotJBFqoD
— フリン・ライダー (@Flynn_bot_T) April 21, 2020
二人の姉を生き返らせるため、自分の若さを保つため、
ゴーテルは魔法の力を宿したラプンツェル誘拐を計画し実行します。
こうして、「塔の上のラプンツェル」の物語の序章が始まったのです。
ゴーテルはラプンツェルの魔法の力が大きく、
強くなる18歳頃までまつことになりました。
魔女ゴーテルの過去と願い
ゴーテルぅぅぅ
— ゴリ🇦🇺 (@gorigori_MF) July 15, 2015
本当は悪い奴じゃないと思うw
ラプンツェルをあそこまでいい子に育てたのはゴーテルだしさ、
遠くまで行って絵の具買ってきてあげたり、大好きなスープ作ってあげたり、ドレスだって手作りだべ?
母の鏡。w pic.twitter.com/kuWZa6hPKh
ゴーテルは、姉2人を生き返らせることが一番の目的のようでした。
もちろん、自分の若さを保つことも目的でしょうし、
やっていることは歪んでおり悪ですが、
母親の愛情不足から母親殺し、
大好きな姉の死などの過去をみると、
ゴーテルは悪くない、かわいそう、と思ってしまいますね・・・。
魔法の花に執着するのも、
ただ家族を取り戻したいという思いが根本にあるわけですし。
母親の対応や、起こった出来事のタイミングが少しずれていたら、
今のような歪んだゴーテルにはならなかったのかもしれません。
過去をみると悲しいキャラクターといえるでしょう。
ラプンツェルの魔女ゴーテルのすべて
ゴーテルの声優は剣幸さんは歌も見事!
怖さと背中合わせの弱さ、脆さ。まるで実写のように表情とマッチした声と歌。何度観ても剣幸ゴーテルのお芝居に圧倒されます✨笑顔がほとんどないゴーテルとは正反対の笑顔溢れるハロードーリー!も是非また観たい✨#塔の上のラプンツェル pic.twitter.com/IqPT7bOtlg
— shiraume (@shiraume20172) May 1, 2020
歪んだ育ての親こと魔女ゴーテルを演じたのは、
剣幸さんです。
ゴーテルの悪役っぷりを見事に演じていましたし、
作中ででた歌も、元宝塚なだけあり見事なものでした。
詳しくは、↓の記事にてまとめています。
戸田恵子は関係ない
9/12は、女優・声優・ナレーター・歌手・タレントの戸田恵子さんの誕生日です🎉
— 則巻ガジラ (@ayahietc_dqx) September 11, 2018
おめでとうございます。
#戸田恵子誕生祭2018 pic.twitter.com/iQW9cYTcde
ゴーテルを検索すると、
「戸田恵子」さんのワードがでてきますが、
戸田恵子さんとゴーテルに関係はありません。
これは、ゴーテルの声が戸田恵子さんの声に似ているから、
という理由で検索する人が多いようですね。
剣幸さんは、ゴーテルが声優としての初仕事だったのですが、
ベテランの戸田恵子さんに間違えられる、似ている、
といわれるのは凄いことですね。
ラプンツェルの魔女の最後は?ゴーテルの過去や愛情など人生のすべてまとめ
『塔の上のラプンツェル』はゴーテルとラプンツェルの関係性がめちゃくちゃよくて、偽りの母と言えども長い年月を2人きりで過ごした濃密さと愛情がある。最後ゴーテルが塔から落ちるときに一瞬ラプンツェルが手を伸ばすカットに、それが集約されていると思う。 pic.twitter.com/flG85eaIZ0
— ナイトウミノワ (@minowa_) November 15, 2019
いかがでしたか?
「塔の上のラプンツェル」に登場する魔女ゴーテルは、
最後は灰となり消えますが、
失った姉を取り戻したいという目的をもっていた、
悲しい過去をもったキャラクターでした。
過去を知った上で「塔の上のラプンツェル」のゴーテルを見ると、
最後までお読みいただきありがとうございました。