大ヒット中の「アナ雪2」こと「アナと雪の女王2」。
沢山の謎が解けた中で語られた「ダム」。
実はこれがすべての原因といっても過言ではないと思います!
その理由やエルサの本当の役割を含めて、感想と考察をまとめてみました。
「ダム」とは何か?エルサの本当の役割とは何か?
映画を見た人も振り返りとして見ていただけたら幸いです。
盛大なネタバレですのでご注意!
目次
アナ雪2ネタバレ!ダムがすべての原因だった!
この「ダム」というのは、
かつて「アレンデール」と「ノーサルドラ」の平和の証として、
エルサとアナの祖父、ルナード国王が建設したものです。
この話をエルサとアナは父、アグナル国王から聞いていました。
ですがエルサとアナの祖父、ルナード国王は、
精霊と共存し加護をうけるノーサルドラの未知の力をおそれ、
内心では信じていませんでした。
なので、平和の証としてダム贈るね!とプレゼントをして、
ダム建設の祝宴の際、ノーサルドラ人が油断している際に攻撃し、
ノーサルドラ人の長を手にかけました。
このダム、実はアレンデールを守るためのものです。
ノーサルドラより下側に位置し、海よりのアレンデールを守り、
ノーサルドラ側より優位に立とうとする思惑があったのです。
ルナード国王には最初から和平は頭になかったようですね・・・。
この出来事がきっかけで、
アレンデール国とノーサルドラは戦争となりました。
ルナード国王はアレンデールとノーサルドラの戦争中に戦死しています。
こんな裏切りにあったら当然、ノーサルドラ人は怒りますよね・・・。
さらに「ダム」自体も、
大地にダメージを与える可能性があったのだとか。
ノーサルドラ人の長は、
その心配をルナード国王に話していた後に切りつけられました。
「ダム」はアレンデール国が、
ノーサルドラ人を裏切った出来事を象徴する物だったわけです。
つまり、一連の出来事がすべての原因=精霊を怒りを買ったことにつながります。
そして怒った精霊達は「魔法の森」を霧で覆い、
人々を中に閉じ込めてしまいました。
あとで詳しく書いていますが、
エルサが旅に出かけた理由や役割はこの出来事が原因なので、
その象徴たる「ダム」がすべての元凶と言えるわけです。
なぜルナード国王は裏切ったのか?
【アナと雪の女王2を見てきた】
— Nicholai MARO (@MAROCKs) January 28, 2020
※ネタバレあり
エルザとアナ姉妹の母は実は先住民族ノーサンドラの人で、姉妹の祖父であるルナード国王はアルデール王国とノーサンドラ間の友好の為にダムを作ったんだけれど、この時実はノーサンドラの村のリーダーを暗殺していて。 pic.twitter.com/KZWW9jJFWD
未知の力が怖い、信用ならないとの説明がありましたが、
エルサとアナの祖父が、なぜそこまで魔法の力を恐れていたのか謎ですね。
説明がつかない魔法の力で自分の民を傷つけたくなかったのか・・・
結論として、おじいちゃん、それはダメだよ、ですね(^_^;
アナ雪2ネタバレ!ダムがすべての原因だった!の感想と考察
✨❄️#エルサ❄️✨
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) 2019年11月28日
『#アナと雪の女王2』では、力の謎を解き明かすため、迷いながらも前に進むエルサ
「ありのまま」の次は、不思議な歌声に導かれ #心のままに 未知の旅へ…⛄️ pic.twitter.com/JArx5FiUxY
「ダム」というディズニー作品には、
中々絡んでこない物が重要ポイントだったと思います。
また、今回の作品で「水には記憶がある」と何度か言われていました。
戦争の象徴たる物としてでた「水」をためる「ダム」は、
負の人間の記憶が沢山ある所とも捉えられるのかもしれません。
先代が犯してしまった罪の記憶である(=過去の出来事)「ダム」を、
破壊すること(過去の出来事を認めること)で、
新しい道、和平への道に進むことができるという解釈もあるのではないでしょうか。
また、過去の出来事、つまり記憶は変えられない。
だからこそ、これからの新しい記憶をどう作っていけるかは、
これからの自分の行動次第なのだという、
メッセージもあったのではないかと思います。
アナ雪2ネタバレ!エルサの本当の役割とは?
結論からいうと、
- アレンデール国とノーサルドラ人の戦争を終わらせ、架け橋となる
- 閉ざされた「魔法の森」を救う
役割がありました。 勿論、妹のアナとともにです!
物語の中、「魔法の森」に閉じ込められていたアレンデール人と、
ノーサルドラ人は、理由もわからないまま戦い続けていました。
しかし、アレンデール国王のアグナルを父に、
ノーサルドラ人の由緒ある家の生まれであるイドゥナを母にもつ
エルサとアナの説得によって両国の人は和解します。
また物語終盤、
戦争のきっかけが自分の祖父だと知ったエルサは、
氷に閉ざされてしまいます。
そんな時、エルサが凍る直前に、
「ダム」の真実を魔法で知らされていたアナがアレンデール兵達を説得し協力しあい、
大地の精霊をうまく挑発・誘導することでダムを破壊しました。
ダムが破壊されたことで大量の水がアレンデールを襲いかけますが、
ダム破壊とともにエルサは氷から解かれ、
アレンデールを大洪水から氷の魔法で救います。
これにより、精霊達の怒りは静められたのでした。
精霊達の怒りも静まり、「魔法の森」の霧も晴れ、
アレンデール国とノーサルドラには平和が訪れました。
エルサはノーサルドラに、アナはアレンデールに戻り、
2人は2国の架け橋となったのです。
先代が犯した罪を子孫が悔い改め、間違えを正すことができる、
というメッセージがあるように感じました!
アナ雪2ネタバレ!ダムがすべての原因だった!エルサの本当の役割とは?
昨晩やっと見たアナ雪2。
— しげ (@s_oda1129) May 6, 2020
感性で決断するエルサと、
論理的に決断するアナが、
力を合わせて困難を乗り越えるお話。
原文のままだとInto the unknown と Do the next right thing.
このご時世にピッタリ、映像も美しく見てよかった。 pic.twitter.com/CUpt4EVIM6
いかがでしたか?
「ダム」はアレンデールとノーサルドラの戦争の象徴たる物で、
エルサはアナとともに、アレンデールとノーサルドラの架け橋となり、
「魔法の森」を救う役割がありました。
壮大で愛が溢れるストーリーですね!姉妹愛も美しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。