フルーツバスケット

フルーツバスケットの夾と今日子の関係は?「許さないから」の真相は?

この記事では、

  • 夾と今日子の2人の関係は?
  • 今日子が夾を「許さないから」といった真相は?

についてまとめています。

主人公透の母親今日子と夾は実は繋がっていました。

しかも死に際に今日子は夾に「許さないから」といっています。

透の母親は回想を見る限りそんな事をいう人にはみえませんよね?

その言葉には真相があったわけで、これから詳しく解説していきます!

フルーツバスケットの夾と今日子の関係は?

結論からいうと、夾が幼い頃に今日子とはたまたま出会っていました。

その際、夾が自身の両親の事を話すと、今日子は話を聞き頭を撫でてくれました。

実の父親や周囲の人から疎まれていた夾にとって、

自分の話を聞いて受け止めてくれる今日子の存在は嬉しいものだったのでしょう

馬があった2人は何度が話すようになり友達の様な関係となったのです。

兄貴肌な所がある夾と姉貴肌な今日子ですから、もしかしたら通じる部分が多くあったのかもしれませんね。

今日子は透を溺愛していたので、夾にはよく透の事を話していました。

夾と今日子のツケ

ある日透が迷子になってしまいました。

夾はそれを知り、今日子に「絶対助ける、守って見せる!」と約束しました。

ですが、実際に透を助けたくれたのは帽子の子こと由希でした。

今日子は夾との約束に関しては「ツケという事にしましたが、

約束を守れず役に立てなかった悔しさと、見つけたのが当時から犬猿の仲だった由希だったことに怒った夾は、

それ以降今日子と会うのを避けてしまいました。

感想

今日子は由希とも透を見つけてくれた時に少し会っていますし、

そんな今日子の娘と由希や夾が出会ったことは、素敵な巡り合わせのように感じます。

約束を「ツケ」という今日子の姉御肌な部分も素敵ですね。

今日子の「許さないから」の真相は?

今日子が「許さないから」を言った場面

今日子と会うことを数年避けていた夾が、次に今日子と会ったのが交通事故の場面です。

たまたま今日子を見かけた夾は、車が今日子に迫っているのに気づき、今日子を守ろうと行動しかけましたが、

多くの人々がいる中で変身してしまう事を恐れ、手を伸ばすのを戸惑ってしまいました。

結果、今日子は交通事故に。

今にも死にそうな今日子は立ち尽くす夾の見つけ、

許さないから」と言いました。

自分への憎しみの言葉と受けとった夾はその場から逃げ出しました。

一度は今日子の事を忘れようとした夾ですができず、

透と出会い一目みて今日子の娘とわかった後は、さらに今日子の最後の言葉を忘れなくなり、罪悪感を背負って生きてきました

本当の真相

この「許さないから」には全文があるのです。

お願い あたしの事忘れててもあの子に会ったらどうか思い出して

次にあの子が道に迷った時は今度こそみつけだしてあげて

どうか一度きりだっていい

ツケ払ってくれなきゃ

「許さないから……

出典元:フルーツバスケット23巻

今日子は死にかけだったので、言葉として言えたのが「許さないから」であって、

以前夾とした「透をみつけて守る」というツケという名の約束を守ってほしい、という母としての願いを託していたわけですね

透の敬語の真相の記事にも書きましたが、

一度は娘をおいて家をでてしまった今日子の透への愛情は人一倍大きいように感じます。

夾と真相、そして透

物語の終盤に今日子のこと、事故のことを夾は透に話します。

すべてを聞いた透は、 「憎しみからの言葉ではないと断言しました。

娘の透から否定され、今日子の言葉を本当の意味で理解できた夾。

夾は今日子の墓の前で「今度こそ透を守る」と誓いました。

感想

聞こえてきたのが「許さないから」だけでは、夾も勘違いしていますのは仕方がなかったことかもしれません。

その言葉で夾は苦しむことになってしまいましたが、結果的には娘の透に否定され、今日子の真意を理解できたのはよかったです!

フルーツバスケットの夾と今日子の関係は?「許さない」の真相は?まとめ

いかがでしたか?

夾と今日子は友達の様な関係でした

今日子からの「許さないから」は、透が迷子になった時にみつけて守るという約束を果たしてほしいという思いからの言葉です

夾と今日子との「ツケ」は透と接する中ではらっていますし、

これからも約束を守り続けていくと思うと今日子も安心ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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