フルーツバスケット

フルーツバスケットネタバレ!呪いの正体や解き方の感想と考察!

漫画「フルーツバスケット」の物語の重要ワードでもある、「十二支の呪い」。

十二支の呪いとはなんだったのか?呪いの正体は?

十二支の呪いはどうやって解けたの?と思った人もいると思います。

2020年よりアニメ「フルーツバスケット」の第2シーズンが放送さるということで、

おさらいとして、十二支の呪いについてまとめてみました。

フルバを知っている人や知らない人も感動要素がある呪いの話なので、是非見ていって下さいね!

フルーツバスケットネタバレ!呪いの正体は?

十二支の呪いとキャラクター

草摩一族に代々伝わる呪い。これをもって生まれた人間は、異性に抱きつかれると「動物の姿に変身」してしまう。

猫は鼠に騙されて宴会に参加できず、「裏切りものの猫」として呪いをうけていました(実際は違いましたが)。

  • 」:草摩由希(男) 

  • 」:草摩撥春(男) 

    」:草摩杞紗(女) 

    」:草摩紅葉(男) 

    」:草摩はとり(男) 

    」:草摩綾女」(男) 

    」:草摩依鈴」(女)

    」:草摩燈路(男)

    」:草摩利津」(男)

    」:草摩紅野」(男)

    」:草摩紫呉(男)

    」:草摩楽羅(女)

    」:草摩夾(男)

    神様」:草摩慊人(女)

結論からいうと、

十二支の呪いの正体は、神様と十二支の絆と最初の約束のことです。

詳しく説明していきますね。

呪いの元凶、神様との約束

はるか昔、強い力をもつが故に人間が怖く一人ぼっちだった神様の元に猫が訪れました。

猫との楽しい時間を過ごし仲良くなった神様は、他の動物に声をかけ宴会を開きます。

12種類の動物が集まり、猫を含めて神様達はとても楽しい時間を宴会を何度も開きました。

ですがある日猫が倒れたことで、動物たちには寿命があることを皆実感します。

神様は何度生まれ変わっても、また皆で宴会を開けるように、

私たちの絆を今ここで永遠のものにしよう

私たちは不変であろう

と言い、呪(まじな)いをかけた盃を動物たちに進めました。

12種類の動物は神様に賛同し、盃を飲みました。

猫は倒れたときに神様が一舐めさせましたが、不変を拒みました。

神様含め、みんな猫に裏切られた気持ちで一杯になり、猫が死んでも構いませんでした。

・・・・このように「十二支の呪い」は神様と動物たちの絆を表すものだったのです。

猫の気持ち

猫だけが神様の意思を拒絶したのは、不変の約束などいらない、という思いがあったからです。

寂しくても終わりを受け止めて、また生まれ変わってあったとき、人間の輪に交じる神様がみたい、と猫はいいました。

これに神様含めたみんなは裏切られた気持ちとなり、間違った言い伝えと、一人歪んだ呪いを引き続けることになったのです。

フルーツバスケットネタバレ!呪いの正体の感想と考察

最初は「呪い」ではない、「約束」だったと思います。

ですが神様と十二支達は、呪(まじな)いの盃により結ばれているため、

十二支の物の怪を抱いて生まれた人間は、神様である人間に尊敬や畏怖の感情を抱き、神様には逆らえません。

自分の意思とは違う別の意思に支配され

周りの環境や人間も変わっていく中で「約束」は歪んでいき、

神様と十二支の絆が、その時を生きる人間の「重荷」や「呪縛」となってしまったのでしょう

またこれは、どんなに楽しく幸せな時を生きても、

不変はなくいつか別れはくるものであるということ

不変を望む気持ちが、時に他人を縛りつけてしまうこともあるのだということを表しているのではないかと思います。

猫も変化をうけいれよう、と伝えたかったのではないかと思います。

フルーツバスケットネタバレ!呪いの解き方は?感想と考察も!

結論からいうと、呪いの解け方はわかっていません。

物語の最中、それぞれが呪いの解き方を探しますが、結局呪いの解き方はわかりませんでした。

なので様々な憶測や考察が出回っています。

  1. 呪い自体が弱くなっていた?
  2. 草摩のみんなそれぞれの思いが呪いをけした?
  3. 草摩慊人が解いた?

③に関しては私の考察ですが、色々考えられますね。

一つずつ見ていきましょう。

十二支の呪いの解き方考察①呪いの弱体化

長い月日が経った中で、呪いが薄れていった可能性があります。

現に紅野の呪いは他人達よりも先に唐突に解けていましたね。

さらに同世代に揃うことがないと言われた中で、今回は猫も含め物の怪憑きが全員集まっています。

呪いが弱まってきたからこそ、最後の宴会を開こうと神様と物の怪達の思いが動いた結果なのかもしれません。

呪いの解き方考察②十二支達のそれぞれの思いが呪いをけした?

透という存在を通して、物の怪憑き達は自分の問題と向き合い大きく動きだした人がほとんどです。

自分の人生を大切な人と生きたい、という思いがより強くなり物の怪達の呪いを消し去ったのかもしれません。

呪いの解き方考察③草摩慊人の関連

 

呪いが解ける前に、神様である草摩慊人が踵を少し動かし空を見上げる描写が描かれています。

このことから推察するに、呪いは「神様」が解くことできたのではないかと思います

元々呪(まじな)いをかけたのは神様ですから、解けるのも神様であるのは筋が通ってるのではないかと・・・。

昔の人達の思いを受け継ぎつつも、人の思いはその時代、そのときを生きている人達のものです

最初の約束の絆ではなく、そのときを生きる草摩の人達を向きあっていこう、という慊人の決心もあったのではないでしょうか。

呪いの解けた先

「さよなら」「ありがとう」といい神様と物の怪達は去って行きました。

最後に神様に撫でられる猫の描写は感動ものです。

神様と物の怪達が本当の意味で「また会おう」という約束を果たした瞬間なのかもしれませんね。

何度読んでも飽きませんし、大切なことを教えてくれる場面です。

呪いの正体や解き方のみんなの声

フルーツバスケットネタバレ!呪いの正体や解き方の感想と考察!のまとめ

いかがでしたか?

「十二支の呪い」は神様と十二支達の絆と最初の約束でした

呪いの解き方についてははっきりとはわかりません。

ただ、物の怪達が自分の未来を歩もうと全員が思ったからなのかもしれませんね。

この「十二支の呪い」の正体がわかる場面と「呪いが解けてく」場面はすごく感動するので、

アニメでの放送が楽しみですし、丁寧に演出してもらいたいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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