鬼滅の刃

鬼滅の刃伊之助の正体は?過去から現在!母親は鬼と関係していた真相

この記事では、嘴平伊之助の正体と過去から現在までをまとめた記事です。

大人気漫画「鬼滅の刃」の主人公の同期の伊之助は、

イノシシのかぶりものをしている山育ちの野生児ですが、

その過去や生い立ち、もっというと母親は鬼と関係しており、

伊之助自身もその鬼と対面しました。

今回はそんな伊之助の正体と、

過去から現在までの伊之助の成長に迫っていきます!

鬼滅の刃伊之助の正体は?

嘴平伊之助について

結論からいうと、

伊之助は母親を鬼に殺され、赤ん坊の頃からイノシシに育てられた美少年です。

今から詳しくご紹介していきますね!

鬼滅の刃伊之助の母親は鬼と関係していた真相

伊之助の過去には、母親の存在がかかせないので、

先に母親と鬼との真相を話しておきますね。

伊之助の母親と鬼

伊之助は母親に崖から落とされ、イノシシに育てられました。

なぜそんな経緯になったのか、

母親はどうして伊之助を崖から落としのか、

それには 上弦の弐・童磨が関連していたのです。

伊之助の母親は琴葉

伊之助の母親の名前は、嘴平琴葉(はしびら ことは)といいます。

琴葉は美しく、明るい性格の歌が上手い女性でした。

ですが、琴葉は夫や姑からDVを受け苦しんでいました

伊之助の母琴葉と鬼の童磨

DVに苦しんでいた琴葉を救ったのが、上弦の弐・童磨です。

童磨は人間社会での表の顔として、新興宗教の教祖をしていました。

息子の伊之助まで暴力を振るおうとした夫から逃げてきた琴葉は、

童磨の宗教に助けを求めたのです

もちろん、童磨の鬼の顔なぞ全く知りません。

童磨は信者の一人として琴葉を迎え入れ、

寺院に乗り込んできた琴葉の夫と姑を殺しました。

琴葉にとって童磨の宗教は救いでしかなかったのでしょう。

童磨は心身ともに美しい琴葉を気に入り、母子ともに寿命が尽きるまで手元に置いておくつもりだったようです。

母は子を守る

童磨の信者として側にいた琴葉ですが、

ある日童磨が人を喰っている所を見てしまいます

童磨は琴葉を始末しようと動き、琴葉は逃げまたが、

鬼からは逃げられず崖まで追いつめられます。

息子も食い殺されると思った琴葉は、

わずかな希望にかけて、伊之助を崖から落としたのです

結果的に琴葉は殺されましたが、伊之助は、

童磨が「生きていないだろう」と考え探そうとしなかったことで、生き延びたのです。

琴葉の母の愛が伊之助を守ったのですね。

母琴葉の歌

上に書いたように、琴葉は歌が好きでした。

毎回歌詞が違っていたり、途中から別の歌になる指切りの歌などを

常に伊之助の前で歌っていたので、赤ん坊で小さかった伊之助ですは、

その歌を記憶の奥底で覚えていました

胡蝶しのぶと指切りをした際に、うっすらと母の面影を思い出す程です。

伊之助は母親似

伊之助はイノシシのかぶりものをしていますが、

中身は美少年で、善逸も「女の子みたいな顔がのっかってる」 という程。

琴葉もとても綺麗な顔をしているので、伊之助の見た目は母親似なのですね。

母の残し物

伊之助は名前が書かれた布を褌として着ています。

この布は、元々赤ん坊を抱きやすくするために巻く布なので、

伊之助と名前を書いたのは母親の琴葉です。

つまりこれは母の形見ということになりますね

イノシシのかぶりものは、伊之助を育てたイノシシ母の形見です。

鬼滅の刃伊之助の過去から現在まで

母親の死後、猪男へ

琴葉の死後、奇跡的に生き延びた伊之助をイノシシが育てました

なぜイノシシが伊之助を育てかは不明です。

原作では、野生の猪が自分の子供を亡くしてすぐだったのが理由かもしれない、と表記されています。

イノシシに育てられたため、人間社会の常識はまったくわからず、

食べ物も手づかみですし、埋葬という意味も知りませんでした。

読み書きもできません。

獣に育てられたので、当然といえば当然なのでしょうね・・・。

猪突猛進の原点

伊之助は小さな頃から、他の生き物と力比べをしながら育ってきました。

山では強い者が勝つ、という生活だったからでしょう

そのため「猪突猛進」という言葉が口癖になるほど、

力比べを生きがいとしており、相手を強い者と認識したら、

誰彼かまわず勝負を挑んでいきます。

逆に弱い者には興味がなく、当初は非力な少女を足で踏みつけても、

何も感じてないようでした。

戦う相手が居ない時は、力が有り余るのか、

大声を出しながら木に体当りもしていましたね。

ただ無益な殺しをしない、というギリギリのラインは守っていますね。

伊之助とおじいちゃんとの出会い

まさしく獣といってもいい伊之助ですが、

人の言葉を話しますし、自分の名前を名乗るなど、ギリギリ人としてのライン内にはいます。

これは山に住んでいた老人のおかげでした。

老人の名前は不明ですが、この老人はややボケかけており、

孫のたかはるがが面倒をみていました。

そんな民家に伊之助が迷い込んだようです。

伊之助、餌付けされる

ある程度年齢を積んだ伊之助は、留守番のたかはる祖父にエサをもらい、

家に寄りつくようになります。

この時伊之助はすでにイノシシのかぶりものをしているので、

母イノシシは亡くなったのかもしれません。

また、言葉も話せません。

孫のたかはるは、伊之助を奇妙な化け物だと認識し、何度も追い出そうとしましたが、

伊之助は懲りずに何度もたかはる祖父の元に来たようです。

まぁイノシシの顔被った人間みたいなのがきたら、

だれでもびっくりしますよね・・・。

伊之助、言葉を覚える

たかはるの祖父は、伊之助に百人一首を読み聞かせていました。

これにより伊之助は言葉を覚え、

老人が褌に書かれた自分の名前を読んでことで、自身の名前を知ったのです。

また口の悪いたかはるとの攻防も、言葉を覚える刺激となったと思います。

最終的には、いつものように伊之助を追い払おうとしたたかはるに、

キックをかまし、「タコ助が!」と暴言を喋り始めました。

ある意味、伊之助がギリギリ人のライン内に入れているのは、

たかはる一家のおかげといえますね。

伊之助と鬼滅隊

たかはる一家とのその後は不明ですが、伊之助は山ですくすく育ちました。

そしてある日、鬼滅隊の隊士と出会い、

最終選抜のことを知り、装具を奪って参加して見事突破したのです

何の修行をしないまま最終選抜に通ったのですから、

山育ち恐るべし、ですね。

伊之助の成長と仲間

鬼滅隊に入ってからは、同期である炭治郎や柱達達など様々な人間の、

優しさや生き様に触れたことで、人間として心身ともに成長していきます

仲間を気遣う場面も物語が進む毎に増えている印象ですね。

鬼滅隊の隊士にしても「同じ飯を食った仲間」として認識しており、

殺された時は涙を流しています。

特に行動を共にすることが多い炭治郎や善逸に対しては、

「兄弟」のような思いを抱いているようです。

伊之助、母親と鬼の事実を知る

しのぶの仇でもある童磨との対決時、伊之助の素顔をみた童磨は、

顔に見覚えがある」と言い、自分の記憶を探りだしました。

そして、琴葉の記憶が蘇り伊之助に語り出したのです。

伊之助は、全て思い出しました。

伊之助、仇へ

伊之助は自身の母親の仇である童磨に挑みました。

しのぶの捨て身の毒の助けもあり、カナヲとともに見事童磨を倒すことができました。

伊之助は、蝶屋敷で世話になったしのぶに対して、無意識に母親を面影を重ねていた部分もあり、二重の意味での仇討ちともいえるのかもしれません。

童磨を倒した後、伊之助は琴葉のぬくもりを思い出したのか、

涙を流し「母ちゃん・・・」と言いました。

この話はカナエと胡蝶姉妹のこともあるので、涙腺崩壊します・・・。

鬼滅の刃伊之助の正体は?過去から現在!母親は鬼と関係していた真相まとめ

いかがでしたか?

伊之助は登場当時変なかぶりものをしているし、常識はないわで、

なんて奴だ、と思ったキャラクターでしたが、

過去の生い立ちや炭治郎達との現在までの成長をみると、

壮絶というか素敵で魅力あるキャラクターでした。

これからの活躍が楽しみです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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